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御 祭 神   猿田彦命(猿田彦大神)  御神紋 左三つ巴
御 社 名   
白鬚神社   別社名 白鬚大明神・比良明神
御 神 徳

 古事記によると、猿田彦神は「天の八衢に居て、上は高天原を光し、下は芦原中津国を光す神」だと見えている。高天原からこの国土に降る道の途中に、四方八方に分岐する道があり、猿田彦神はそこに居られて道を守り、道を教えた神様である。このことは天孫の降臨について、天孫の一行にその行く手を教え導かれた功績を褒め称えたものである。これは大にしては国の行く手を示す神であり、小にしては道の守り神として悪いものを防ぎ、よき方への導きの神であったことを示したものと言えよう。
 古事記には更に、この神の出自をいって「吾は国つ神」とあり、この国土にあって
国民のための導きの神であったことを知らしめる。その導きの神徳は「御前に仕へ奉らむとて参向に侍らふ」ともある。天孫を始め、延いては多くの人々の前に立ち、人の世のすべての業や営みを善い方に誘導されたことは、私どもはこの神を信じ奉ずることによって、常にこの神が自分の前に立って善き方に導いて下さることを知らしめるものである。

 
日本書紀によると、この神は強い力の持ち主で威風堂々たる容姿の持ち主であったようだ。 「その鼻の長さ七咫、背の長さ七尺余、また口尻明りて耀れり、眼は八咫鏡の如くにして耀輝けること、赤酸醤(ホウズキ)に似たり」とある。らんらんたる眼を持った偉丈夫の姿を彷彿とさせる大神である。そしてその威力はこの神に「目勝つ神」はなかったとあるように、その眼力が窺えるのである。この神が岐れ路道におられて睨みを聴かせているのだから、悪いものは近寄ることさえできない。

御祭神について